In the words of Bjork’ 90s indie hit “Oh So Quiet” –It's, oh, so quiet Shhhh, Shhhh, It's, oh, so still Shhhh, Shhhh, You're all alone Shhh, Shhh And so peaceful until…Until… that is the question, and considering it is ‘peaceful’, it's probably best to review the minutes from the Fed as it is signalling that the quiet time is not far from ending soon.FOMC: The Pressure BuildsThe May 6th to 7th Federal Open Market Committee (FOMC) minutes reaffirmed the Fed’s cautious stance, with Chair Powell keeping to the “wait and see” script. But under the surface, the outlook has become more complicated as event risk is getting louder.Clearly, Trump’s Tariffs have created new complications for the Fed’s dual mandate.As the minutes note:“With uncertainty higher due to ‘larger and broader’ than expected tariffs, the Committee may ultimately face a more difficult trade-off between its price stability and full employment mandates.”And this was well before the Trade Court’s decision that the Liberation Day tariffs are illegal under the Economic Emergency Act of 1977, and then it was subsequently overturned 24 hours later by the appeals court.The Fed has flagged increased downside risk to real activity and now sees the probability of recession as nearly equal to its baseline forecast. At the same time, inflation risks for 2025 have been revised upward, though longer-term projections remain skewed to the upside, particularly as inflation expectations creep higher.Seen in these quotes from the minutes:“The staff continued to view the risks around the inflation forecast as skewed to the upside, with recent increases in some measures of inflation expectations raising the possibility that inflation would prove to be more persistent than the baseline projection assumed.”“Many participants reported that firms planned to partially or fully pass on tariff-related cost increases.”To paraphrase Milton Friedman, “Tariffs are not a tax on the sovereign, they are a tax on the consumer.” And this is what is being missed by government officials and the President himself.A counterargument to higher cost is that Fed officials suggested there is a chance of weakening demand, lower immigration driven housing inflation, and competitive pricing tactics. Which would feed back into the risk of recession as mentioned above, and signal that the US is entering a new stagflation era.Seen here:“Several argued that there might be less inflationary pressure for reasons such as reductions of tariff increases from ongoing trade negotiations, less tolerance for price increases by households, a weakening of the economy, reduced housing inflation pressures from lower immigration, or a desire by some firms to increase market share rather than raise prices.”On employment, the labour market remains tight but is potentially vulnerable to hiring pauses as policy and trade risks weigh.“The labour market was seen as ‘broadly in balance’ and the unemployment rate as ‘low.’”“Participants were concerned that tariff uncertainty could lead to a pause in hiring and the labour market to soften in the coming months.”Financial market signals were mixed. Several participants noted an unusual pattern: long-term Treasury yields rose even as the dollar weakened and equities sold off, raising concerns about shifting correlations and safe-haven perceptions.“Some participants commented on a change from the typical pattern... with longer-term Treasury yields rising and the dollar depreciating despite the decline in the prices of equities and other risky assets... [noting] that a durable shift... could have long-lasting implications for the economy.”Monetary framework discussions continue as well. The Fed appears to be reconsidering its post-COVID commitment to flexible average inflation targeting (FAIT). The minutes state:“Participants indicated that they thought it would be appropriate to reconsider the average inflation-targeting language in the Statement on Longer-Run Goals and Monetary Policy Strategy.”An interesting development is putting more rigidity into the mandate currently, suggesting the Fed is looking to ‘safeguard’ policy changes from external political forces.Where does this leave the US and the Fed in the short term? Don’t expect any near-term policy change, but the longer the Fed delays, the steeper the eventual rate cuts may need to be as the risks of a tariff-induced recession lead to the monetary brake being released.The consensus is that by January 2026, a possible 125 basis point will come out of the Federal funds rate, some even are forecasting 175 due to the need to stimulate the economy rather than restrict it. The consensus figure would see the Federal Funds rate landing on the terminal rate of 3.00% to 3.25%, the unknown is when, the size and velocity of reaching this point will be.It is oh so quiet, but it won’t be for long if the Fed is anything to go by.
グーグルの最新発表:その全貌
ラスベガスで開催された「Google Cloud Next 2026」にて、グーグルは市場の勢力図を塗り替えかねない2つの重要な発表を行った。まず、同社が「自律型AIエージェントの本格的な普及期(エージェント時代)」と定義する大規模な推論環境向けに、初の大幅な最適化を施した第7世代TPU「Ironwood」の一般提供(GA)開始を確認した。さらに、同社は早くも第8世代のアーキテクチャを披露。大規模学習に特化した「TPU 8t」と、高速推論を担う「TPU 8i」という2つの専用チップのプレビューを行った。これらはいずれもTSMCの2nmプロセスを採用し、2026年後半にも一般提供が開始される見通しだ。
TPUは、エヌビディアの主力製品であるGPUに対するグーグルの独自対抗馬である。汎用ワークホースとして万能な処理能力を持つGPUに対し、TPUはAI演算を根底から処理するために設計されたプロフェッショナル仕様のチップと言える。グーグルは2016年からその内製化を進めてきたが、今回の第8世代はAIのライフサイクルを半分に分け、それぞれに完全特化した独立設計を採用した初の、そして極めて野心的な試みとなる。
市場に伝わる情報によると、「TPU 8t」の学習ポッド(数千個のチップ群)は、前世代のIronwoodポッドと比較して約3倍の計算力を誇り、ワット当たりのパフォーマンス(電力効率)も2倍に向上しているという。一方、推論用の「TPU 8i」は、企業のエンタープライズ顧客向けに、数百万ものAIエージェントを同時に、遅延なく処理することを目指して設計されている。
この後者の発表には、市場の構造変化を示唆する重要な意味が含まれている。先日の決算説明会において、スンダー・ピチャイCEOは、AI研究機関や金融市場のクオンツ・運用会社、ハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)領域からのTPU需要が急増していることを受け、グーグルが一部の戦略的顧客に対し、顧客自身のデータセンター内へ直接TPUの配備・提供を開始する方針を示唆した。グーグルはもはや、この強力なシリコンの優位性を自社サーバー内だけに留めておくつもりはないようだ。
グーグルは単なる「TPUの自社利用者」から「TPUのベンダー(供給者)」へと脱皮しつつあり、その巨大顧客リストはすでに埋まり始めている。
アンソロピックの計算リソース戦略
AIモデル「Claude」を開発するアンソロピック(Anthropic)は、グーグルとの間で、最大100万個の「Ironwood」TPUチップへのアクセスを確保する大規模なインフラストラクチャ契約を締結したことを確認した。この契約規模は数百億ドル(数兆円規模)に達するとみられ、両社から正式に発表されている。
このディールの本質を見極めるには、アンソロピックが展開している計算リソース(コンピューティング)戦略の全体像を俯瞰する必要がある。
このマルチプラットフォーム戦略の全体像を正しく認識することは極めて重要である。なぜなら、一部のメディアでは今回のグーグルとの契約を「アンソロピックがエヌビディアからの乗り換え(スイッチ)を決断した」とセンセーショナルに報じているからだ。そのような見方は同社の緻密なインフラ設計を過小評価している。今回のグーグルとの協定は、AWSやエヌビディアとの関係を断絶するものではなく、あくまで並行したインフラの「拡張」であると捉えるべきだ。
単なるベンチマークの数値を越えた真の論点
単体チップごとの性能を比較した場合、現行世代の差はヘッドラインが騒ぎ立てるほど開いているわけではない。現在一般提供されているグーグルの「Ironwood」は、FP8精度で約4.6ペタフロップス(PFLOPS)の計算力を発揮する。一方、エヌビディアの「Blackwell B200」はFP16精度で約4.5ペタフロップスを叩き出す。ただし、これらは異なる演算精度に基づく数値であるため、同一の基準で単純比較する際には慎重な精査が必要となる。
しかし、こうしたカタログスペック上のベンチマーク比較ばかりに目を奪われていては、より大きな構造変化を見誤ることになる。
実際にこれらのチップが実戦配備される「ポッド(Pod)」あるいは「クラスター」のスケールにおいて、両者の差は顕著になる。9,216個のチップで構成されるIronwoodのスーパーポッドは、42.5エクサフロップス(EFLOPS)の処理能力に達する。これに対し、9,600個のチップを統合する第8世代の「TPU 8t」ポッドは、FP4精度で121エクサフロップスをターゲットにしている。グーグルはまた、単一の論理クラスター内で100万個のチップまでほぼ線形(リニア)に処理能力を拡張できると主張している。数十万個のチップを同時に稼働させるハイパースケーラーにとって、単体チップのベンチマークよりも、ポッド単位での経済性や拡張性(スケーラビリティ)の方が遥かに重要な評価基準となる。
エヌビディアの現在の立ち位置
市場調査会社IDCの推計によると、エヌビディアは現在、AIデータセンター向けチップ市場の約81%という驚異的なシェアを掌握している。これは極めて異例な市場支配力であり、足元の短期的な需要見通しも依然として強固だ。
直近のアナリスト予測も、エヌビディアの力強い収益成長が持続する可能性を示唆している。AIインフラへの旺盛な設備投資意欲と、新型プラットフォーム「Blackwell」の広範な採用がその背景にある。エヌビディア自身、2026年から2027年にかけての「Blackwell」および次世代「Vera Rubin」の受注残高が、合計で1兆USドル(約150兆円規模)に達するとの見通し(ガイダンス)を示している。
その一方で、AMDもラック規模のサーバーシステム開発を加速させており、確実な足がかりを築きつつある。IDC等の一部アナリストの試算によれば、AIアクセラレーター市場におけるAMDのシェアは、2年前のわずか数パーセント(一桁前半)から、現在は約10%にまで上昇している可能性があるという。また、アマゾンとグーグルによるカスタム内製チップ(ASIC)ビジネスの規模拡大も目覚ましい。アマゾン単体で見ても、「Trainium」「Graviton」「Nitro」を含むチップ関連事業の年間ランレート(売上高換算推計)は200億USドルを突破。前年比で3桁パーセントの成長を記録しており、2026年第1四半期も前四半期比で約40%のプラス成長を維持している。
エヌビディアに対する強気シナリオ(ブルケース)は依然として明白である。市場の需要はいささかも衰えておらず、同社の築いたエコシステムはAI計算スタック全体の深部まで完全に組み込まれている。
長期的な焦点は、こうした目先の高決算が続くかどうかではなく、次のアップグレードサイクルが到来した際に、同社が現在の強烈な価格決定権(マージン)を維持できるかという点にある。グーグル、アマゾン、マイクロソフトが自社製シリコン(内製チップ)の運用実績に自信を深める決算期を迎えるたびに、このマージン低下懸念の議論を裏付けるデータが積み重なっていく。巨大ハイテク企業側のインセンティブは明確だ。単一のサプライヤーへの過度な依存を減らしたいという動機があり、それを実現するための潤沢な投資余力(資本)も備えている。
マクロ視点での注目セクター・銘柄群
エヌビディア(NVDA)に関しては、足元の「短期的な収益爆発力」と「長期的な競争環境の激化」という2つのベクトルが逆の方向を向いている。市場予想を上回る好決算が連発されれば、現在のAIブームのサイクルが正当化される可能性がある。しかし、主要顧客であるハイパースケーラーが独自の半導体を内製化していくという「構造的なダイナミクス」そのものが逆流する可能性は極めて低いと考えられる。
アルファベット(GOOGL)にとって、Ironwoodの一般提供開始と第8世代の先行公開は、従来の広告一本足打法を超えた、巨大な収益化の機会(マネタイズ・ランウェイ)を意味する。グーグル・クラウド(Google Cloud)の2026年第1四半期売上高は前年同期比で63%増を記録し、主要ハイパースケーラーの中で最も高い成長率を叩き出した。アンソロピックやメタ(Meta)をアンカー顧客として確保した「TPU-as-a-Service(サービスとしてのTPU提供)」は、企業の推論ワークロードがグーグルのインフラへと本格的に流入し続けた場合、同社の成長持続期間を大幅に引き延ばす要因になり得る。
ここで、より玄人好みの投資妙味が存在するのは、サプライチェーンの深部だ。「TPU 8t」および「TPU 8i」は、いずれもTSMC(台湾セミコンダクター)の2nmプロセスでの製造を予定しており、学習チップの設計はブロードコム(AVGO)、推論チップの設計はメディアテック(MediaTek)が協業している。半導体アーキテクチャの覇権がどちらの陣営に転ぶかにかかわらず、最先端の製造を独占するTSMCや、東京エレクトロン、アドバンテストといった日本の半導体製造装置大手、さらに高度なパッケージング技術を提供するサプライヤー、液体冷却(液冷)技術を持つ企業、データセンター特化型の不動産投資信託(REIT)などは、どのチップが勝とうとも恩恵を享受できるポジションにある可能性がある。
電力インフラの拡充、液冷システムのサプライヤー、およびデータセンターREITは、今後も継続的な設備投資(CAPEX)拡大の波に乗る公算が大きい。主要クラウドプロバイダー4社のハイパースケーラー設備投資額を合計すると、2026年には7,000億USドル(約100兆円)を突破する勢いを見せており、これは2025年に記録した3,880億USドルからほぼ倍増という驚異的な規模だ。これほど巨額の資本投下が複数年にわたり維持されるという事実は、株式市場の枠を超え、広範なマクロ経済への強力なシグナルとして捉える必要がある。
サプライチェーンにおける着眼点: エヌビディアかグーグルかの二者択一で「勝者」を完全に断定できない局面であっても、インフラレイヤー全体は恩恵を受ける可能性がある。TSMCはすでに現行のIronwoodと次世代の第8世代チップの両方の製造を一手に引き受けている。先端パッケージング業者や液冷ソリューション企業、データセンターREITなどは、個別のチップシェアが変動しても、その需要を包括的に吸収できる構造になっている。
リスクはどこに潜んでいるか
AIインフラへの設備投資金額が増加しているからといって、それが自動的にすべての関連株の上昇を約束するわけではない。「チップ覇権戦争」というテーマから「全買い」という安易な投資判断に直結させる前に、いくつかの複雑なリスク要因を整理しておく必要がある。市場では以下の点が警戒されている。
投資家が導き出すべき示唆
このAIチップ戦争は、単一の勝者と単一の敗者が生まれるような単純な二項対立のストーリーではない。この市場の規模そのものが巨大化しすぎた結果、そして地政学的・戦略的な重要性が高まりすぎた結果、もはや特定の1社が恒久的に独占を維持し続けることが不可能な領域へと突入しているのだ。
エヌビディアは、本物の技術的卓越性と10年間に及ぶソフトウェア投資を通じて圧倒的なリードを築き上げた。その牙城は強固であり、目先の四半期決算もその優位性を反映し続ける可能性が高い。
しかし、その追撃者(チャレンジャー)たちは、もはやベンチマークののスライド1枚で資金調達を狙うスタートアップではない。彼らは時価総額数兆ドルを誇り、独自の半導体と世界最大級のクラウドインフラを保有し、単一の供給網への依存度を何としてでも引き下げたいという強烈なインセンティブを持った、米テック界の「超巨人」たちである。そして、その意志の固さは、巨額の設備投資計画(CAPEX)のコミットメントという形で市場に明示されている。
この長期的な覇権争いを見通す上で、投資家が注目すべき主変数は、もしかすると「AI計算需要の総量が増えるかどうか」ではないのかもしれない。「その拡大する需要から生み出されるマージン(利益)を、最終的に誰がどれだけ手中に収めるのか」、そして「それはどのようなバリュエーション倍率(マルチプル)で評価されるべきなのか」という点こそが、本質的な問いとなるだろう。投資家は、自身の許容リスク度合いや運用の目的に照らし合わせ、これらのパワーバランスの推移を冷徹に天秤にかけていく必要がある。
【シナリオに関する免責事項】 本文中に記載された市場シナリオや各種 catalayst(変動要因)の分析は、市場の前提条件をストレステストし、潜在的な動向を検証するための例示的なシミュレーションモデルであり、当社のハウスビュー(公式見解)、将来の市場予測、あるいは運用成果を保証または予言するものではありません。原油価格の動向、中央銀行の金融政策への言及、その他すべての市場ベンチマークは純粋に仮定のデータです。実際の市場環境は極めて高いボラティリティを伴い、予期せぬ要因によって急激に変化する可能性があります。







